令和7年11月29日(土)米子ワシントンホテルプラザにて県内の就労継続支援事業所の農福連携の取り組みや今後の事業プラン・アイデアをプレゼン形式で行うコンテストを開催しました。
このコンテストは、鳥取県地域づくり農福連携事業の一環として開催しており、今年で3回目。コンテストを通じて、既存事業のブラッシュアップや叶えたい農福連携プラン・アイデアの実現に向けた一歩にしていただくこと、また、広く事例を共有することで、他地域への横展開につなげていくことを目的としています。

【第1部】第3回とっとり農福連携コンテスト
〇プレゼンター
・社会福祉法人まつぼっくり まつぼっくり事業所
・えがお株式会社 えがお株式会社農業部
・NPO法人山陰福祉の会 San-Fuku
・NPO法人フェリース フェリース
〇コンテスト審査員
・NPO法人たがやす 理事 天野 雄一郎(あまの ゆういちろう)氏
・佐賀県 農福連携コーディネーター 藤戸 小百合(ふじと さゆり)氏
・社会医療法人みどり会さんさんグリーン 施設長 新免 修(しんめん おさむ)氏
・鳥取県農林水産政策課、障がい福祉課


〇コンテスト結果
<グランプリ(最優秀賞)>
●事業所名:社会福祉法人まつぼっくり まつぼっくり事業所
●発表内容:「まつぼっくりのじげづくり~ひまわり編~」
境港総合技術高等学校と、震災由来のひまわりの種をつなぎ育てる「絆プロジェクト」を協働し、耕作放棄地でひまわりを育て、堆肥化し土壌改良へとつなげた。咲いた花は地域の交流や防災意識の継承の場となり、採取した種は次の地域へ。さらに改良した土で従来より取り組んでいるさつまいもの栽培、商品化、交流事業を通じて工賃向上と地域のウェルビーイング創出に今後も取り組んでいきたい。
【審査員コメント】地域との連携は、農福連携の核となる部分、高校生と一緒になって取組んでいることは未来に繋がる素晴らしい取組。地域との連携のみではなく、さつまいもの栽培から芋けんぴなどの商品化まで6次産業化に取り組むことで、高い工賃を実現していることは他の模範となる。
<奨励賞>
●事業所名:えがお株式会社 えがお株式会社農業部門
●発表内容:「『地域のお助け隊』+『もったいない』を工賃に!!~『できる』『できた』を大切に~」
●事業所名:NPO法人山陰福祉の会 San-Fuku
●発表内容:「農福連携で叶えるさつまいも名産地化プロジェクト」
●事業所名:NPO法人フェリース フェリース
●発表内容:「豊かさをつなぐ梨栽培~設立15周年の歩みと未来への展望~」
※当日、欠席となりました社会福祉法人ウイズユー ウイズユー千代工場下段グリーンファーム「『福祉の絆』・『地域のご縁』で継続する野菜づくり」は紹介のみとさせていただきました。


【第2部】とっとり農福連携フォーラム
- 実践事例紹介
- パネルディスカッション
「農福から始まる、誰もが輝ける地域づくり」
〇パネリスト
・NPO法人たがやす 理事 天野 雄一郎(あまの ゆういちろう)氏
・佐賀県 農福連携コーディネーター 藤戸 小百合(ふじと さゆり)氏
・社会医療法人みどり会さんさんグリーン 施設長 新免 修(しんめん おさむ)氏


フォーラムでは、実践事例を交えながら全国の取り組みを紹介していただき、農福連携の可能性や広がりを学びました。「できること・できないこと」を互いに認め合い、誰かの苦手を誰かの得意で補い合うことで、一人ひとりがそれぞれの役割を担い、地域を支えていけること。そして、農福連携は地域課題の解決にもつながる取り組みであることを、改めて実感する機会となりました。
